生まれ変わったらギャルバンのギターボーカルになりたい

 

(´-`).。oO(ギャルバンという言葉自体が死語だよおっさん)

 

 

 

 

 

人は誰しも自分にないものに強く憧れてしまうものです。

 

わたしはアラサーのおっさんピアノ野郎ですが、

生まれ変わったらギャルバンのギターボーカルになりたい。

 

わりと本気で言っています。

すみません。

 

以下、理由を上げていきます。

 

 

いつのまにかピアノ

 

3歳でYAMAHA音楽教室にぶちこまれた

わたしはそこでエレクトーンやピアノを調教され、

物心つくころにはすでに鍵盤弾きとしてこの世に存在していました。

鍵盤人生の最初の記憶は、幼稚園の何らかの行事でアコーディオンっぽい何かを演奏する少数部隊に入れられていたことです。

 

正直言って恐怖でしかなかった。

 

幼少の頃のわたしは、

超がつくほどの引っ込み思案の

あかんたれだったので、

 

・人と違うことしている

・男は自分だけ

 

この環境がどれほどおそろしいものだったか

それだけは今でも鮮明に覚えています。

 

小学校の途中にYAMAHAから白いグランドピアノがある個人のピアノ教室に移りました。

そこそこ、まじめに続けていました。

発表会で他の生徒はだいたいクラッシックを選曲する中、

ひとり坂本龍一を弾いたところマダムたちのウケがよく、教室内で、やや名を馳せました。

 

 

ピアノやめる

 

 

ピアノは中2頃にやめました。

理由は、単純に全然練習しなくなっていたからです。

週1のレッスンの直前に

家で10分程がちょろっと弾くか弾かんか、くらいのレベル。

 

なめすぎ。

なんで始めたのかわからないピアノに情熱を持てなくなっていました。

 

まぁしゃあない。

 

確実にピアノに興味がなくなっていた時期でした。

 

だいたい思春期真っただなかの中2男子にとって

「ピアノが弾ける」

という事実は

マイナスでしかなく、

できれば隠しておきたい恥ずかしいことくらいの感覚でした。

 

ギターに乗りかえ

父親が若い時アコギを少しかじった、ありがちな人種だったので、家に転がっていたギターで歌本みながらミスチルとかサザンのコピーをひとりでやりつつコード覚えていくわけです。

なので、高校に進むころには、

 

じゃらーん

 

とコード弾きくらいはできるようになっていました。

 

というわけで

ギターといえば軽音やろ、くらいの軽い気持ちで軽音楽部の見学に行ってみます。

 

が、しかし

 

軽音楽部=バンド

 

なので

 

ギター=エレキギター🎸

 

???


riruiron

よくわかんない^^

 

高校入学当時のわたしは、

 

アコギ

(弾き語りとかで使ういわゆる生ギター、当時使っていたのはこれ)

 

(出典:イラストAC)

 

 

エレキ

(バンドでギャンギャンいってるやつ)

 

 

(出典:イラストAC)

 

の違いを

よくわかっていない情弱でした。

 

 

なぜなら

わたしはロックのロの字も知らんような

ただのピアノくずれもやし

 

 

エレキって、あれか。

「ラブ・ストーリーは突然に」のイントロのやつ?

どんな高校生やねん

 

 

というわけで、軽音楽部は断念。

 

しかし、このころから

「ギターはやっぱりエレキやろ」

という浅はかな憧れとイキリをいだきはじめ、

数カ月後にはエレキ買っちゃいました。

たしか3万円くらいのやつ。

 

で、

教本見ながら、ちょろちょろ有名(らしい)曲をコピーしたりするものの、どうもあんまりしっくりこない。

 

てか、

「ロックギター入門」的な本に載っているような曲

はっきり言って趣味じゃないんですけど!!!

 

こわそうな兄ちゃんたちがなんかゴリゴリやってる音楽より、ジブリ映画で流れている久石譲的なソフトな音楽が、肌に合うんですわ、やっぱ。

 

エレキよくわかんないし、バンドやる予定もないし、そもそも友達いないしぼっちだし、つまんねー

 

と、投げかけていたころに、とある曲に出会う。

 

シャングリラ(07)  / チャットモンチー 

 

なにげに衝撃でした。

  • 純粋な3ピースバンドを聞いたのがほぼはじめてだった。
  • 曲がキャッチーで聞きやすい
  • どこにでもいそうな素朴なねーちゃんたちが、なんかよくわからんけどかっこいいことしてるっぽい
  • (MVはちょっとアレだけど)

 

そうそれは

 

「ソロアーティストと、バックミュージシャン」

 

という歌謡曲的な音楽にしか馴染みがなかった自分にとって、

 

「バンド」として鳴らす音楽の魅力

をはじめて知らしめられたバンドだった。

 

のかも。

 

 

 

さて、

チャットモンチーを知った日から、

 

 

 

わたしはチャットモンチーのギターをコピーし始めた。

 

 

 

まさかである。

 

チャットモンチーのコピーバンドをやる予定など

一切なければ、

そもそも自分は男だ

仮に万が一にも

ギターを完璧にコピーできたとして、

ついでに歌ってみようものなら、

聞こえてくるのはあのかわいらしいボーカルではなく、

5オクターブ下のお経のようなおっさんの地声だ。

どうがんばっても、えっちゃんにはなれないことはわかっているのに、わたしは来る日も来る日もひとりチャットモンチーをやり続けた。

元祖アイドルになりたいおっさんの斜め上くらい先端を行っていたのかもしれない。

今考えると末恐ろしい。

 

実際に歌おうとしたことはない

(小声)

 

ほんまかよ

 

早くにピアノを始めた影響により耳だけは良く、

絶対音感という強力な武器をなにげに有していたため、

タブ譜(ギター用の譜面)を読むよりも耳で聞いて音を拾うほうが早かった。

そのためコード弾き(ジャカジャカするやつ)はわりとできた。

しかし、ソロやエレキギター特有のテクニックが難しく、

あえなく挫折。

 

こんなん、よー歌いながら弾けるよな。

小藪ドラムうまくてワロタw

(小籔はメンバーではない)

 

そのうち受験勉強やなんやら忙しくなったことと、音楽の趣味もどんどん開拓しては移り変わるの繰り返し期に突入したため、いつしかチャットモンチーのことはあっさり忘れてしまったままとなりました。(超勝手)

 

その後

 

大学では軽音楽部にいたので、チャットモンチーのコピーバンドは内外問わずよく目にした。

同世代のロック人間たちにとっての

その存在と影響の大きさは度々思い知らされるものだった。

 

ことあるごとにチャットのコピバンしている人たちいたいた。

 

その後チャットはメンバーの脱退、結婚、出産などいろいろあったらしい。

 

 

そして、昨年の解散発表。

 

 

すべて、横目に見て

 

あ、そうなんだ。

 

って一時の感想で終わり

 

だった。

 

興味ないわけではない。

しかし少なくとも自分にとっては

彼女らがどんな楽曲を発表し活動をしているのか、

その動向に注目する存在ではなくなっていたことはたしかだ。

 

わたしにとってのチャットモンチーは10年前で止まったままだった。

 

 

 

そんな折に見たこの記事。

 

 

 

泥水をすするようなクソみたいな高校生活の帰り道。

よく聞いていたのは、チャット(そして小田和正)だったなぁ。

 

ふと思い出す。

 

急に思い立ってあの頃の曲を聞きたくなる。

 


(小説を音楽に置きかえると、自分の思っていたことに近いっぽい)

 

 

10年越しに再生される懐かしい曲たち。

 

蘇るのは、

クソみたいな高校生活

 

 

ではなく

 

 

まるで

本当に自分の自身のことみたいな

淡すぎる切なさに締めつけられるような

 

あの時に感じていたのと同じ

痛気持ちよさ。

 

そんな甘酸っぱい青春なんて

一切経験してもいないのに。

 

なんだか笑える。

 

でも、

これがチャットモンチーの曲の魅力とすごさなのだな、と。

 

そして、瞬間熱量。

 

10年も聞いてなかった分際でよくそんな語れるよな

 

すみません

 

 

そしてふと、思いをめぐらせる。

 

 

 

10年前のあの頃、

ギターを諦めずに練習していれば

 

最初に触れたのがピアノじゃなく

ギターだったら

 

 

いやむしろ

 

 

男じゃなく、

 

ギターのセンス抜群の

才女に生まれていれば

 

 

 

 

 

 

 

 

ピアノを習わせ、

音楽に出会わせてくれた親にはとても感謝している。

 

もしそうでなかったら、

今こうして存在していたか

わからない。

 

 

 

 

 

 

がしかし、

 

人はやはり自分にほど遠いものにほど憧れてしまう。

 

これは変身願望に近いもの

 

なのかもしれない。

 

 

 

 

そういえば

いつか歌ものの作曲をしていたころ。

 

ピアノではなく自然とギターをつま弾きながら

作っている自分がいました。

その時のボーカルが女性だったこともあったけど、

自然と女性目線のようなやわらかいうたになった。

ギターで作って、ピアノの伴奏にさし代える謎の作曲法。

 

 

 

無意識レベルで女性ギタボに憧れるピアノおっさん。

 

イタい。

 

 

 


このツイートから、急にチャットモンチーのことを書こうと思い立ったものの聞いていない空白期間が長すぎて全然書けそうにないことに気がつき、いつのまにかこんなクソみたいな記事になってしまいました。

まあいいかな、とおもう。

 

書きながら気がついたことがある。

自分の音楽ルーツが、いわゆる邦ロック(日本語ロック)をぜんぜん通っていないし、今でも好んで聞く界隈ではないにもかかわらず、ふとエモいバンドに出会ってしまいしばらくヘビロテになる現象が定期的に発生していたこと。

 

チャット以後に出会った、

いけてる女性ギターボーカルのバンド

こんなんとか

これはギタボじゃないけど

 

MEMO
以上はギャルバンではなく女性ボーカルのバンドでのくくりです

 

こんなんを聞くたびに

 

例の危険な妄想が脳裏をよぎる。

 

がしかし、

これって高校の頃にチャットを聞き

急にロックが芽生えてギターを弾きだした

あの頃の感覚に近いのかも。

 

 

ロックを知らずに始まった音楽人生において、

急にロックなやつらが集う界隈に足を踏み込んでしまったがゆえの

「非ロック」コンプレックス。

 

 

いつもそれと戦っていたのかな、

なんて今ふり返ると思い当たる。

 

 

ギターをあきらめキーボードとして、

バンドの真似事をやった時も

ロックだといわれたくて演奏した。

 

歌とピアノだけの2人組になり、

わけもわからずに必死でやり切った

たった数回のステージで、

「ピアノがロックだ」

と言われたことだけが、うれしかった。

 

そしてひとりの今も。

 

それがたとえば、

単純できれいなだけの

ピアノのフレーズだとしても、

 

「そこにロックはあるか」

 

作曲しながら

弾きながらながら

いつも考えること。

 

 

 

 

 

 

でもな

 

やっぱり

生まれ変わったら、ギャルバンのギタボになりたい。

 

ステージでギャンギャンかき鳴らしながら、

ロックで繊細でノスタルジーなうたを歌ってみたい。

 

 

 

 

いちばん好きな曲。

泣く。

 

 

 

最新曲。

わたしの知っているチャットモンチーは

あとかたもなく、

いないらしい。

 

もはやEDMなんですけど。

 

これはこれでなんか好き。

 

(おわり)

 

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