大阪から電車で約90分!弾丸で和歌山、加太線で海めぐり

どこにも行かなかった夏の終わりに

どうしても海が見たくて行ってきました。

 

何をしにいく、というわけでもなく

ただ海をぼぅっと見ていたい、

それだけで幸せというへんな人です。

 

てか今年の夏は暑かったですね。

まじで。

そのせいなのか何なのか、

 

私事ですが

この夏はずっと体調がすぐれず

平成最後の夏だのなんだのと世間が浮足立つのを横目に

ただ家と職場を行き来するだけで精いっぱいの日々でした。

 

出かけたい場所は数あれど、

基本ひとり行動なので出先で具合が悪くなったり、最悪倒れたりするリスクを考えると、まるで出かける気にもなれず、クーラーのきいた部屋で転がっているだけ。

このまま大好きな夏が過ぎ去ってしまう、

と思いながらしくしく泣きながら酒をのむばかりの日々。

 

後悔したくない。

せめて海だけは見ておきたい。

この身体が滅びる前に。

 

 

ということで、わが大阪から電車で行ける近場の海、

和歌山県は加太沿線の海めぐりをしてきました。

行ったのは8月31日。

すべりこみ夏、ですね。

 

ちなみに超弾丸日帰り旅です。

今の自分の体調を考えると、長居はできません。

1秒1秒が勝負なのです。

どのくらい弾丸だったのかというと

 

 

行き

難波7:17 ー和歌山市8:19

和歌山市8:33ー加太8:56

 

帰り

和歌山市12:59-難波13:59

 

12時過ぎには和歌山市駅に戻ってきていたので、

加太沿線の実質滞在時間は3時間弱です。

 

なにしに行ったんだお前、

とかいう声がきこえてきますが

ほんまに海を見て帰ってきただけです。

わるいか。

 

加太への行き方

 

  • 1
    大阪の中心部である「なんば」をスタート地点とします

    出典:photoAC

  • 2
    南海本線、特急サザンで1時間揺られます
  • 3
    和歌山市駅着。加太線に乗り換え
  • 4
    20分弱で加太駅に到着。
     

 

                

                  

 

 

 

ちなみに、

当日限りで使える「加太観光きっぷ」というものが発売されてます。

 

  • 発売駅から和歌山市駅までの割引往復乗車券、または割引片道乗車券
  • 和歌山市駅から加太駅間1日フリー乗車券
  • 「加太フリー乗車券」を協賛施設・店舗にて呈示で、割引特典などあり。

 

特急サザンは普通車両と座席指定車両があるのですが、座席指定を選んでも往復2490円(加太線の1日乗車券も含む)なので、まぁ普通におとくなんですね、たぶん。

わたしは行きは本でも読みながらモーニング、

帰りはゆっくり酒を飲みたかったので迷わず座席指定券にしました。

平日でしたが、空いていてゆったりできたので安いもんです。

 

 

「加太観光きっぷ」の買いかた

 

まずは出発駅の特急券売場的な窓口でこんにちはします。

平日の通勤ラッシュ時間だったためか、めんどくさそうな感じの駅員さんに

「加太観光きっぷください」と言います。

座席指定車を希望の場合はそれも言います。

 

「○○分発(いちばん近い発車時刻)のでいいか?」

 

と聞かれるので、

よければ「はい。」

 

お金を払うと券を4枚まとめてもらいます。

①「行き」の和歌山市駅までの乗車券(発車時刻と座席が書いている)

②「帰り」の和歌山市駅からの乗車引換券(帰りに和歌山市駅で乗車券と引き換え)

③加太線の1日フリー乗車券

④全部をまとめた領収書的な券(万が一乗車時刻の変更や払戻しの必要が生じた時に必要)

 

全部大事なので、なくさないようにしましょう。

発車時刻がせまっているので、

①で自動改札機を通り、特急サザンに乗ります。

 

 

和歌山市駅着。加太線に乗り換え

 

加太線乗り場

同じホーム内から乗れるのですが、

特急サザンの乗車券はここまでなので、一度改札を出て「加太フリー乗車券」で入りなおさなければなりません。たぶん。

確認していないですが、加太に着いてから精算できるかわからないので、そのほうがいいと思いました。

 

加太線だけで走る「めでたい電車」とかいうかわいい車両があるらしく、なにげに楽しみにしていたのですが、この日は普通の南海電車しか走っていませんでした。

 

 

海が見えてきた

わくわく。

 

とうちゃく

 

やばい、

初めて訪れたのに、唐突におそわれる謎のノスタルジー。

おれのさがしていた夏がここにある。

 

さて、目指すは「加太海水浴場」です。

事前に調べたところ、駅から徒歩10分ほどのようです。(赤いルート)

(*緑で囲ったエリアには観光向けのご飯どころやお店屋さんが点在しているようなので、ブログ的に紹介しなければならんのは、どう考えてもこっちなのですが今回の趣旨とはちがうのでスルーしましたw)

 

 

されど10分。

とはいえ、この暑さです。

そしてまったく知らない土地。

いつ具合が悪くなるかわからない体調。

 

重なる悪条件に広がる一抹の不安。

「・・・たどりつけるんか??」

 

途中で退避できる涼しいコンビニやお店屋さんなどは、

もちろんありません。

あるのは、ただ道、道。

 

「やっぱ帰ろかな・・・」

暑さで朦朧とし始める頭に、来て早々に浮かぶ考え。

見知らぬ、人通りもほとんどない場所で意識がなくなりでもしたら、

完全に詰みです。

 

しかしここで帰ったら完全に何しに来たのか状態。

無駄に交通費2490円かかっただけになってしまう。

 

・・・。

ここまで来て海を見ずに帰るわけにはいかん。

もう、行けるところまで行って、平成最後の夏に散ろうではないか

 

という、よくわからん覚悟に突き動かされるまま

半ばヤケクソで歩を進める。

 

デコと首に冷えピタ。

帽子の中に保冷剤。

脇には凍らせたグリーンダカラをはさみ、

謎の完全武装に必死の形相で海をめざす一人の男。

 

あやしい。

 

 

 

そして海へ

 

 

 

 

誰もおらん

 

 

 

 

 

 

いや正確には、親子連れが1組。

あと、いちおう開いてますよ的な海の家の店員さん2名ほど。

 

以上。

 

 

 

8月も最終日。

しかも平日だからなのか。

 

とても静かな海でした。

 

静かなのはいいのだが、

とにかく暑い。

照りつける太陽、日陰はない。

そしてほぼ無風。

 

奪われる体力。

 

どうするでもなく

ただぼんやりと座り込み、波打ち際で遊ぶ親子を見つめる。

 

 

・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「帰ろ」

 

 

 

 

駅まで再び10分ほど歩かねばならない。

体力が残っているうちに、行かなくては。

 

 

というわけで、たったの15分程で加太の海を退散。

 

だって暑いんだもん。

 

ゆっくり見れなかったが、

とてもすてきな町並みです。

さらば加太(滞在時間約40分)

 

 

このまま帰れない

 

駅に戻り、発車待ちの涼しい車内で

無事の生還に安堵するわし。

 

海を見るという目的自体は達成したものの

しかし、このままではあまりに味気ない。

 

海を見に行ったというより、

 

「死にかけながら炎天下を歩いた記憶と記憶のはざまで、たぶん海を見たような気がする、、」

 

 

 

 

というほうが正しいかもしれない。

 

そういえば加太線の乗車券は1日乗り放題だった。

この時点でまだ午前10時すぎ。

駅からそんなに歩かなくても海が見れるか、せめて軽くランチでもいただけるようなスポットはないものか、、

 

 

 

ということで

おっ

隣駅の「磯ノ浦」ってよさげじゃね?

たぶん海近っぽいし。

 

いざ磯ノ浦へ

 

 

海〜

 

 

駅から超近(なんと徒歩3分かからん)に広がる紺碧の世界。

 

夏の終わりを物語るような加太の寂れ感とは対照的に、

たくさんの人で、にぎわっていました。

 

といっても、混雑しているわけでもなく

ほどよいにぎわい。

ちなみに8割くらいはサーフィンしている人でした。

それも、ガチのサーファーというよりは

みんな波とたわむれているといったユルい感じで、

わたしのような、泳ぐでもなく波に乗るでもなく

ただぼーっと座ったり、波打ち際を歩いているだけの得体の知れない人間が混ざっていても、誰も気にも止めない自由な雰囲気でした。

 

すぐそばにある海の家でお昼。

海を眺めながらのむビールはかくべつですな。

このために来たんだわ、まじで。

 

波打ち際まで来て、靴のまま足だけ浸かったりしてしまいました。

超気持ちよかったんですけど。

 

 

気温は加太にいた時とほぼ同じで30度超えでしたが、

海風が心地よく、陽もそんなに照りつける感じでもなかったので、

いつまでも居られそうなくらいの快適さでした。

 

てか、もう最初からこっちに来とけばよかった。

 

後ろ髪を引かれつつ、磯ノ浦海水浴場をあとにします。

たった1日の夏休みが終わってしまう。

 

ほんまに歩いてすぐ駅なので、帰りも超楽です。

こんなに駅近な海は全国的にも珍しいそうです。

 

 

夏草揺れる線路を

遠くまで歩いてみたくなりますね。

(わかる人はわかる)

駅から見渡せる

映画でもみているかのような、のどかな風景。

 

帰りの電車の車窓から。

サマーウォーズみたいな雲が浮かんでいました。

 

わたしは定期的に海を見にいかないと生きていられない体質なので、

わざわざ遠出しなくても、思い立ったら電車でわりとすぐ来れるような場所に、こんなにいい海があることがすばらしい発見でした。

将来的には海の近くに住みたいのですが、

それが叶うまではここにはしばしば足を運びたい気がしています。

 

海はやさしいよ。

そこにいて、波音を聞いている間だけは

なにも考えなくていい。

じぶんが何者である必要もなく、

海はすべてをゆるすように

ただそこにあるだけ。

 

インスタの#加太スタグラムというハッシュタグ企画に参加するつもりで、写真は撮りまくっていたんですが、おっさんが一人で行ってビールのんで帰ってきただけなので、みんなのような愛のあふれる写真など撮れるはずもなくやめときました。

このブログでは伝えきれない加太沿線の魅力がぎゅっとつまったすてきな投稿であふれているので、ぜひのぞいてみてください。

 

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