SNSに桜が咲きまくった日曜の春はあけぼの

本格的に気温が上がったことで、

ここ数日で一気に桜が咲いたようで。

 

この春最初の日曜日的なテンションで

皆さまインスタ映え狩りにお出かけたのでしょうか。

 

とか、斜めに構えたくそ自意識全開

なこと書きたいんじゃなかった。

 

いやむしろ

やっぱり桜の季節が好きだ。

くるおしいほどに。

 

 

中2の4月の作文で

お題が「この1年の抱負」なのに、

「桜いとをかし」みたいなことを

延々と書きなぐっていた謎の黒歴史があるくらいには

好きだとおもう。

スルーしてくれた当時の担任の先生ありがとう。

 

ちなみに人生で初めて買ったCDは

森山直太朗「さくら(独唱)」だった。

 

 

 

月日は流れ、

2018桜前線が日本列島を縦断した今日も

しがないアルバイターに日曜も春休みもない。

バイトの休憩時間に開いたスマホの画面に映る、

SNSの海に映えまくる桜さくらサクラ()。。

 

思考停止うつろな表情で、

ごつ盛り(カップ麺)をすすりながら

とりあえずいいねとか押しとく。

 

わたしの心は、

バーチャル花見によって

いっぱいに満たされた模様。

 

ネットってすごいね^^

 

 

・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

帰り道。

 

チャリで迂回して、大きな公園を通って帰る。

 

考えを巡らしたい時は、

ここをゆっくり走り抜けて帰る。

 

そういえば日曜だったな〜

天気もいいし

人多いんやろな。

 

とかぼんやり。

 

 

視界にうつりこんでくる、

艶やかな白とピンク

 

と、

 

思い思いの春を迎えた人たちの笑顔。

 

 

家族づれ

カップル

赤ちゃんを抱いた若い夫婦

ジョギングする人

ベンチに腰掛けてビール飲んでるじじい

犬つれている人

 

その隙間を縫うように

シャーッと走り抜けていく爽快

 

 

 

 

なんだこの説明のつかない穏やかな気持ちは。

 

ほっこりのおすそわけ、

なのか。

 

 

 

だいたいこの時期はいつも、

いろんな感情が意識の深いところで織り交ざって重い。

 

暖かくなったところで、

心は冬のままみたいだった。

 

そういう時に、

こういう平和ボケみたいな光景を見ると

世界を一枚外の膜を隔てて傍観しているような

なんとなく、薄ら寒い気持ちになった。

 

 

今年も春がやって来て

また錯綜している、

 

ことにきっと違いはないはずなのに。

 

思い出したくないことのほうが多い季節なのに。

 

 

それでも、

この新鮮味と違和感の交じった、

ほんの瞬間だけど暖かな感情に

意味がなくはないような。

 

 

あんなに好きだった桜を

ゆっくり愛でる余裕もなくなり、

せいぜい生活圏の道端にぽつりぽつり見上げ、

刹那に過ぎゆく季節を横目でしか見られなかった

この何年。

 

 

今年はゆっくり酒のみながら

バーチャルじゃない花見に興じてもいいんじゃないの、

みたいな気分にもなる。

 

 

 

 

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